
「そのときは、そのとき」と地震から身を守ることをあきらめていませんか?
「そのうち、そのうち」と言ってる今にも大地震は来るかもしれません。
2011年3月11日の東日本大震災の際、東京都心は震度5強でした。
あの時の経験で、無意識に大地震を経験したような気になっていないでしょうか。
私自身もビルの8階にいて、大きな揺れで立っているのがやっという経験をしております。
しかし同時に、震源はこんなもんじゃないだろうなと思い
それ以来、お客様には、より真剣に耐震工事の重要性を説明することにしたのです。
震度6、7大きなの揺れに対応するためには、本格的な転倒防止の工事が
必要になります。大地震のときに大きく揺れるビルの中で過ごすのは、非常に不安ですが
じつは火元が少ないうえ、設計上で厳しい耐震基準を満たしている
オフィスビルの中は、正しく地震対策を行えば安全な場所になります。
むしろ、慌てて屋外に出た方が、看板やタイルなどの落下があり、危険と言えるでしょう。
残念なことに、日ごろお客様のオフィスを見ていると、まだまだ倒れやすそうな
オフィス家具があるのを拝見します。「このくらいなら倒れても大したことない」
「壁にキズをつけるは嫌だから、ここは止めなくていいかな」そんな声が聞こえてくるようです。
でも、そのひと手間を惜しんだがために社員が逃げ遅れた、なんて聞きたくありません。
また、幸いにも人が下敷きになることがなかったとしても、書類を詰めた書庫が倒れたら
どうなるか考えてみて下さい。良く使われている、背の高い書庫の重さは
内容物を合わせると200キロをらくに超えます。それが隣の書庫と連結されている状態で
前に倒れると絶対に起こせなくなり、中の書類も取り出せなくなります。
書庫の背板に何カ所も穴を開けて、まずは書類を取り出してから
やっと書庫を起こせるようになるのです。地震発生後の混乱の中、大勢の作業員が来て
復旧するまで、いったい何日待つことになるでしょうか。
オフィスの耐震工事は特に免許も不要なうえ、施工方法も統一されておらず
じつは意外に曖昧で工法についての基準が確立されていません。
私自身の経験が生かされ、お客様に「おかげで、うちのオフィスは大丈夫だった」と
言ってもらえたら本望です。
弊社では、オフィスの地震対策を診断しております。
正しい耐震工事で地震から貴社のオフィスと社員様を守りたいと思っております。
貴社のお役に立てますように!
伊藤