2020/10/9

台風到来 浸水実績表について

 今年も台風の季節となりました。現在、14号が高知沖から伊豆沖に向けて進んでいます。
 
東京は13日の夜から要警戒の様相です。中央区のビル管理会社で働く身としては、浸水の
 
ことが気になるので、中央区の浸水実績がある場所を検索してみたところ、浸水が起きる場所
 
は川のそばとは限らないことが分かりました。浸水の原因は、必ずしも雨量だけではありま
 
せん。雨水を排水する下水の問題で起きることがあります。雨水が川の水位や排水溝の
 
詰まりなどの影響で排水できなくなると道路が冠水し、しまいには建物に浸水してしまうの
 
ことがあります。記憶に新しい武蔵小杉のタワーマンションション街の大規模浸水は、まさに
 
下水管の排水能力を雨量が超えたことが原因で、この時は浸水したところにマンションの電力
 
設備があり、長期間にわたって停電を起こす深刻な事態となりました。ちなみに一般的なビル
 
の電力設備は屋上にあります。浸水は様々な設備を故障させる原因となります。地下には、
 
給水モーターなど様々なインフラに関係する電気設備があるため、故障すると復旧には
 
非常に時間がかかります。各自治体の「ハザードマップ」と合わせて「浸水実績図」を見ると
 
実際の浸水の可能性を予想することが出来ますので、貴社の防災対策にご活用下さい。
 
 
◇中央区浸水実績図
 
貴社のお役に立てますように! 
 
 
伊藤
 
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